神かみの名なは、人ひとの側がわがつけられるものではありません。神かみの名なは神かみさまが働はたらかれたそのお働はたらきを通とおして、人ひとの側がわに明あきらかとなります。この神かみの働はたらきを受うけ、教会きょうかいは神かみさまをほめたたえます。ですから、御名みなを崇あがめ賛美さんびする祈いのりの内実ないじつは聖書せいしょの御言葉みことばによって常つねに新あらたに改あらためられてゆくのです。

イエスさまは、「あなたの信仰しんこうがあなたを救すくった」とおっしゃり、女おんなに歩あゆみ寄よってくださいました。ただ、女おんなはそのまま居おれば良よいのだ、ということになりません。イエスさまがまことの神かみへと引ひき上あげてくださることに、女おんなも自みずからを明あけ渡わたす必要ひつようがあります。女おんなは病やまいを治なおしてもらいますが、イエスさまはこれで一件落着いっけんらくちゃくしたのではないからです。