礼拝 4月 14日(日)午前 10時15分〜
聖書 出エジプト記 第9章 18〜26節
説教 「神を畏れる信仰」
尹 太悉 牧師
尹 太悉 牧師
神さまは「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である(2)」とおっしゃいます。この主はモーセを指導者として選び、イスラエルの民を約束の地へと導いて行かれます。神さまはこの民がエジプトの王ファラオに従う歩みではなく天地万物を造られたご自身に従うことを求められるのです。
民は自分たちの力では奴隷の状態から自由になることができません。神さまはその民の歩みに介入し解放して下さいました。
そして神さまは「今、もしわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたたちはすべての民の間にあってわたしの宝となる」と約束なさり(出19:5)、「十の言葉」、「十戒」を与えられます。民はこれを受け、「主が語られたことをすべて、行います」と答えます。
十戒を唱えることは神の御名を思い出すことです。イスラエルの民をご自分の顔の前におかれ、養って行かれるその主を思い出す。
ところが民は神さまの救いの約束に生かされながらも、神さまに背きつづけ罪を犯します。
神さまはそれでもなおその罪を赦して下さいます。民が悔い改めたからではないのです。神の赦しが先にあるのです。その証として神さまは主イエスをわたしたちに与えてくださいました。